東日本大震災の想い出 no1

「想い出はすみれ色」
重ねた年齢と同じく、アルバムがその数を増やして来た嵩高さを、
解消する目的で記録に残してから処分しようと思いついて
昨年5月15日から書き始めて1年が来ようとしています。
最初に「海外旅行」をつぶさに書いて、それから「国内旅行」と
書き進んで来ましたが、いよいよ大詰めに到達してきました。

大体1980年頃から書き始めて現在まで約40年の歴史を書きましたが、
その間日本で生死に拘わった忘れられない出来事が二つありました。
阪神淡路大震災 1995年1月17日 27年前
東日本大震災。 2011年3月11日 11年前。
 阪神大震災の記事は11月8日と今年1月17日の二回書いています。

東北震災の当日、私は梅田の高層ビルの7Fに勤務して居ましたが、

営業に出ていて14時半頃事務所に帰り、鞄を置き

椅子にもたれ掛かってホットした時、目眩を感じました。

段々宙が酷く揺れてきてやっとただ事ではないと
感じました。その後の報道で前代未聞の大災害が東北に降りかかった
事を知ることになります。
東北地方は何故か縁が深く旅行も度々訪れ、ダイナミックな森林、
大きく成長した草花、皆鮮やかな色彩は土壌の豊かさを感じる土地です。
とても大好きでした。それが一変して無平地になって仕舞うなんて悪夢です。

    

     

震災の翌年、秋の研修会は東北復興に協力しようと仙台へ向かいました。

秋保温泉へ。中尊寺」を見学した後震災の中心地へ入りました。
見るも無惨な光景に息を吞むむ思いでした。
一関では震災の「語り部」の方の説明を聞きながら、既に平地になった所へ
花を育てるボランティアの逞しい行動を見せて下さいました。