東日本大震災の想い出 no2

自然の驚異と人間の知力とのいたちごっこを繰り返しながら、
人間はこの地球に住み続けて居るのですが、今回の未曾有津波の為、
陸と海を隔てる巨大防潮堤が建設されたり、土地を嵩上げしたりの
防備が行われたが、その為最も美しい松島の景観が失われたりする
哀しさがあります。    気仙沼市場のプレハブの店で昼食食べて
お土産を少し買ったりしながら、一関で団体から離れて、
Y子さんの知り合いの処へT子さんと3人で向かいました。

仙台で有名な伝承千年の宿と言われる「佐勘」の直営庵の
「松庵」へ。
日本三景の一つ宮城の松島。その松島の岬に佇む約3000坪の敷地内に
わずか11室の贅沢な温泉宿。
震災の中心地にありながら、被害を受けず、むしろ何事も無かった様に
室内から夕日を抱いた松島湾を眺めると、どれが現実なのか、、、。
翌日は再び仙台市内のY子さんの実家を訪ねて、お母様のお見舞いをして、
本当にめまぐるしかった旅を終えて、仙台空港から帰阪しました。