物騒なパリ。

「翼よ、あれがパリの灯だ!」
飛行機の窓からドゴール空港の滑走路が見みえ始めると、
パリを一番期待していたM子さんが、叫びました。

お洒落に関心のある彼女が一番似合う街かもしれません。
エッフェル塔など市内観光した日の夜、奇妙な事がありました。
真夜中ガサゴソ物音に目が覚めて見ると、M子さんが鏡に向かって
化粧をしています。時計を見たら午前1時です。
「どうしたの?」と私。
「早く用意しないと遅れるよ!」とM子。
「まだ夜中だよ。」 起きてきたT子。
こんな時間の錯覚も疲れでしょうか。(お笑い事件です。)

 

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 その翌日正に晴天の霹靂のような事件に巻き込まれました。
1月17日「湾岸戦争」が勃発したのです。
どんな戦争なのか良く解りませんが、街中ざわついています。

市中はデモとか通行止めの為私達も半日位バスに止められていました。

ようやく目的地のモナコへ入ったときはホットしました。
風光明媚なモナコには2014年8月に再び旅行していますので、
詳しくはその時に書きます。
唯、グレース王妃が自動車事故を起こしたと言われる丘陵地形の場所は
今回だけ教えて貰いました。

 

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帰りの空港では厳重な警戒態勢で命が縮まる思いでした
帰りの航路は南周りと言うのでしょうか、間違って無かったら
ソヴィエトの上空を飛んだと思います。

30年経った今でもこの旅行は懐かしいです。


又してもヨーロッパ{イタリア、ドイツ}。1992年1月12日~18日