NO3 ) 第一回目の香港旅行。(1989年5月4日~7日)

ゴルフ仲間のY子さんがお勤めの毛皮商社の御夫妻に、

香港に毛皮買い付けに行くから二人共ついていらっしゃい。
ゴルフの出来る用意とパーティドレスの用意をね。  と。

香港空港は有名なビルの間を縫って滑走路に向かうんですが
結構スリルがありますね。

この時代はまだ九龍砦がそのまま残って居て、スラム街を残していました。

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社長等に連れられてみすぼらしいビルの一角の狭い鉄格子のドアを叩くと
大きい怖そうな男性が見えました。
招じ入れられたら又鉄格子があり、入るとエレベーターがあり、案内されました。
3階に降りたら又違う男の人がいて、鉄格子を二回通ってやっと目的地に着きました。
中は意外に広く、毛皮が無造作に展示してありました。
社長夫妻が値付けの交渉をしてる間、Y子さんと私は怖そうなおっちゃんと
通じない会話をして待っていました。

2日目はゴルフです。有名なゴルフ場らしく、何日目か後に女子選手権があるらしく、
コースは綺麗に整備されていますが、ラフの草がやたら伸びていて、聞けば、
選手権が終われば刈るそうです。迷惑なのは私達、一旦そこに入れば、
ペナルティ貰ってつまみ出します。

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3日目の夜、生まれて初めての「香港ロイヤルクラブ」パーティへ参加。

5つ星香港ペニンシュラーホテルの大広間に、映画でしか見ないような富豪の
紳士、淑女が集まっている会場に、、場違いの私とY子さんは社長夫妻に誘われて
席に着きました。
日本語がまかり通らない席だけに、ひたすらドキドキしながら愛想笑いで過ごしました。

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 この素晴らしい旅行を招待して下さった社長ご夫妻は、既に他界されていらっしゃいます。
ゴルフの上手さはプロ級のY子さんが、私の下手なゴルフをご覧になって、
「基礎からしっかり学びなさい。」と言われたのがきっかけで、
当時ゴルフブームに乗っかってデパートの屋上にゴルフスクールが開設されたばかり
でしたので、早速入会して、それから8年は続きます。


次は  1991年1月12日~19日  ヨーロッパ旅行