NO4) ヨーロッパ旅行 其の1(1991年1月12日~18日)

組合の福利厚生事業の一環として、ヨーロッパ旅行ツアーの募集がありました。
当時社内では「じゃじゃ馬三人娘」と呼ばれていたT子、M子、私と三人で応募しました。
娘:は決して妥当ではありませんが、語呂合わせの愛想の積りでしょうか。笑

ソ連が現存していた頃、ヨーロッパ線はアンカレッジ空港経由。20時間ほど
かかるので給油に立ち寄るのです。
1時間ほどの給油時間の間に空港の窓から、マイナス20度の景色を見ました。
アンカレッジ空港に着く何時間か前、飛行機が北極の上を飛んだ時の真っ白な
無数の霜柱が広がったような景色は圧巻でした。

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ウイーン

ハプスブルグ帝國の上皇マリア、テレジアを中心にして、周りの貴族等に依って
有名な音楽家を輩出した結果、のちのウイーンは〃音楽の都〃となったのでしょう。

絵画のように整然とした街並みからシューベルトピアノソナタが聞こえる様です。

私の目的は英映画「第三の男」の有名なロケシーンである大観覧車を見ることでした。
観光バスの中で眺めたそれは、少し古びた感じでしたが、オーソンウエルズと
ツィターの奏でるテーマ音楽が蘇り、追憶に浸りました。(古すぎたかな?)

 

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ウィンナーコーヒーは絶対見逃せないテーマですが、これは日本で飲む味と
さして変わらなかったので、雰囲気を味わいました。

 

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郊外のウィーンの森にワイン工場があり、側の出来たてのワインを楽しむ、
日本で言う居酒屋風の店に入りました。店内はほぼ満席で、父子らしい
二人が弾き歌を流していました。あたりを見回して、
ウイーン人てなんと上品で素敵だろうとそのとき感じました。

T子、M子は美味しそうに嬉しそうにグイグイ飲んでいます。
こんな時飲めない私はホント芸が無いですね。

 

次は ロンドン、パリの 珍道中