京都の四月


三年越しのコロナ禍もようやく静まりを見せかけています。
2023年5月8日に{五類}新型コロナ感染症として位置づけられ、
今までの様な縛りが無くなって外出しやすくなりました。
そこで早速出掛けたいのが京都。

都をどり
  
 京都市街全域が桜で彩られる4月にはもう一つ春の名物{都をどり
 が始ります。それは長い間の改修工事が終わり、7年振りに新しい
 祇園甲部歌舞練場のこけら落とし公演です。
 私は改修工事前に何回か観に行きましたが、今回の柿落とし公演は
  新しく生まれ変わった歌舞練場と久々に晴れやかな舞妓さん達を、
 是非観に行きたいと思っています。
  300年前の江戸時代に発祥と言われる舞妓さんは京都でも滅多に遇う事は
 有りませんが、祇園花見小路通りなどで見かけると嬉しくなります。
 {都をどり}はその祇園街の舞妓、芸妓さん達の日頃の舞踊芸を豪華絢爛の
 舞台に見せて呉れます。
 又別料金になりますが、別座敷で舞妓さんの点てて下さるお抹茶を
 頂くイベントもあります。
 4月1日~30日 1日3回公演、 

◎原谷苑のしだれ桜

 洛北の金閣寺からさらに奥に坂道を上った処に{原谷苑}が有ります。
 個人の所有物だそうで、4千坪の敷地に450本のしだれ桜が咲き乱れ、
 中に入ると正に桃源郷の境地に置かれます。
 個人の所有物なので入園料が要ります。
 初めて行った20年ほど前は何処か忘れましたが、バスで近くまで行き、
 そこから急な坂道をかなり歩いてとてもしんどい思いをしたので、
 次からはタクシーを利用しました。
 入園料も600円だったけど、回をを重ねる毎に上がりましたね。
 遅咲きの桜なので市中の桜が終わってからゆっくり見物すると
 良いと思います。

仁和寺」の御室桜
 金閣寺の近くにある真言宗御室派総本山仁和寺の中門に桜の林があります。
 背丈が低いのが特徴で整然と並んだ桜林の中に入ると、花びらと微かなな匂いが
 心地良いです。
 やはり遅咲きの桜なので、原谷苑の帰り道に楽しむ事が出来ます。

2月はいつしか逃げようとしています。3月も又いち早く去るでしょう。
お花一杯の季節が待ち遠しい今日この頃です。